社員座談会

第3回

Rubyという言語について

座談会に参加したRuby開発のメンバー

進行役

  • S.I

    ITソリューション事業部
    2015年入社

    今回の座談会の進行役

その他参加メンバー

  • M.K

    ITソリューション事業部
    2015年入社

  • Y.F

    ITソリューション事業部
    2016年入社

  • K.F

    ITソリューション事業部
    2017年入社

  • K.S

    ITソリューション事業部
    2017年入社

  • R.H

    ITソリューション事業部
    2017年入社

  • H.S

    ITソリューション事業部
    2017年入社

  • S.I

    じゃあ、次のテーマに移りますね。Rubyという言語についてどう思うか?今後、Rubyで創りたいモノが何かあれば教えていただければなと。Y.Fくん、前にいろいろRubyで創りたいものがあるって言ってましたよね?

  • Y.F

    Rubyで創られたCMSですね。Wordpressとかが世界で一番使われているCMSだと思うんですけど、それのRubyバージョンを作りたいなあと。Rubyのいいところというのは、フジイさんが言ってたように、楽しくプログラミングが書けるっていうのがあって、やっぱりとっかかりやすい言語なのかなと思いますね。自分にとって一番いいのは、バージョンが上がったときに、PHPだと使えなくなるメソッドとかあるんですけど、基本的にRubyはそういうのがないので保守がしやすいっていうのが一番かな。あとはgemがけっこうあるのでそれを利用して、すぐシステム開発ができるのでスピーディに開発が行えると思いますね。

  • S.I

    ありがとうございます。ではM.Kさん、会社に入ってからRubyをやってみて、Rubyについてどう思われていますか?

  • M.K

    そうですね。そんなにたくさんの言語はやってきていないんですけど、Rubyが楽しいっていうのは本当に感じてます。何ていうのかな、キレイに書けているコードはコメントが要らなくなるんですよね。Rubyで書かれたプログラム自体が英語的に何をしたいかを表現しているので、コメントが要らないじゃないかと。そこまで書けると本当に楽しい言語です。

  • S.I

    学習をしていく面で、Rubyについてどう思いましたか?Rubyって慣れればいいけれど、慣れるまでの学習コストがちょっと高いのかなと。

  • M.K

    そうですねえ。実務に関するとやっぱりRailsを覚えざるを得なくて、Railsになるとやっぱ学習コストがちょっと高い感じはしますね、フレームワークなので。たくさんルールを覚えないとあまりいいコードが書けないので。だけどRuby自体は本当にとっつきやすいと思いますね。自由に、キレイに書けていいと思います。

  • S.I

    ありがとうございます。R.Hさんはどうですか?ずっとRubyをやられてきてると思うのですが。

  • R.H

    Rubyですよね。残念ながらですねえ、ITソ事に入ってからRubyというものをだんだん書かなくなってきてましてね(笑)。

  • S.I

    そうか。ITソ事に入ってNodeとかフロントのフレームワークとかいろいろ言語を書いてると思うんですけど、実際、Rubyと比べてどっちを書きたいですか?書いていて楽しいのはどちら?

  • R.H

    そこは難しいところですよね。Rubyは、まあスッキリ書けるというのは気持ちいところです。逆にフロント側になると、学習コスト(?)ってけっこう高いんですけれども、まあ、それを勉強するところが楽しいっていうのもある。勉強した成果分ちゃんと画面に出てくるので、作った分には楽しいと思います。そこって一緒くたにはできないところかなあ。

  • S.I

    そうですね。なんかちょっと毛色が違う感じですよね。

  • R.H

    しかも使ってるのって、RubyじゃなくてRailsじゃないですか。フレームワークなんですよね、私達に書けるのって。多分Java Scriptだけを使っているところもあるかもしれないんですけども、フロントって結局フレームワークを使うものが多いから、使えるようになると楽しんだろうなという感想ですね。

  • S.I

    K.Sさんはどうでしょう?

  • K.S

    はい。そうですねえ。Ruby以外ってあんまり触ったことがないので解らないんですけど、Javaとかと比べるとシンプルで書きやすいのがいいかなと思いますね。

  • S.I

    Ruby on Railsを使って、もしくはRubyと何かを組合せて、今後こういった新しいものにチャレンジしていきたい…とかってありますか?

  • K.S

    そうですねえ。RubyとIoTを組合せたフレームワークを創ったら、いい宣伝になるんじゃないですかね。

  • S.I

    もしそれを会社でやろう!となった時は、ぜひ、K.Sさんも協力していただけるって思っていいですかね?

  • K.S

    あ、はい。(笑)

  • S.I

    そういう面で見るとRuby開発にはエンベデットだとか、ハードにすごく詳しいメンバーもいっぱいるので。そういったところで、最初にH.Sさんが言ってた部署間の隔たりといったものを超えていけたら、またおもしろいのかもしれないですね。ありがとうございます。じゃあ、H.Sさん、今後RubyやRailsでやってみたいことは何かありますか?

  • H.S

    欲しいものはですね、会社の勤怠をですね、なんか毎回こう毎月コピペしてなんかやってるのを、さくっと誰か創ってくれないかなあと(笑)

  • M.K

    みんな思ってますよそれ(笑)サクッと創ってくれないかなあと。

  • S.I

    そうですね、社内の業務とまでは行かないけど、そういったところをサクッとラクにしてくれるようなものを、誰かがサクッとRubyで創ってくれたら、それを改修して販売していくというね(笑) じゃあ、そのあたりはちょっとK.Fくんの勉強も兼ねて、やってもらいましょうかね(笑)。

  • K.F

    それ、一番むつかしいところじゃないですか(笑)

  • S.I

    でもH.Sさん、どうですか?H.Sさんの場合Rubyももちろんだと思うんですけど、Railsについてどう思われますか?

  • H.S

    そうですね。Railsだと、基本的にテスティングからやる枠組みが揃っているからいいかな。最初の頃はVisual Basicとかテストがなくて、手作業しかなかったから。自動テストのようなものがある程度、データベースも含めて簡単に作れるのがいいなあと思いますね。

  • S.I

    確かにですね。それこそこの前、H.Sさんにお願いしたRubyのバージョンアップとかの作業も、テストがあるからバージョンアップして大丈夫だという判断もできますもんね。

  • H.S

    そうですね。

  • S.I

    でも、実際どうなんですか?RubyだったりRailsの今後のバージョンアップにおいて、速くしていこうといった思想ってあったりするんですかね?僕の勝手なイメージだと、ある程度のところまでで、あとはもうハード側の改善で速くするみたいなイメージなのかなあと、ちょっと思ったりするんですけど。

  • H.S

    Rubyは今、スピードアップを目標にしてますね。キャッチフレーズがあるんですよ。東京オリンピックまでに何倍…だったかな。忘れちゃったけど、そんなことを確か言ってたと思うんですけどね。

  • M.K

    でも最終的にはJavaとかには勝てないですよね。

  • H.S

    スピードでは勝てないでしょ。Javaには。それこそ軽量のIoTとかだったら勝てる…というか並ぶくらい?速度的に。まあ、勝てないですよね。

  • S.I

    今後のRubyやRailsの課題と言うか、それは先ほどH.Sさんやクボさんが言ってくれたように、速度改善というところは東京オリンピックを目標にあるってことなので、そのあたりがどのように改善されていくか?それと他言語ですかね。他言語の良さや最近のトレンドの言語についてなどは、またみんなで話をできるといいのかなって感じますね。